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東京都・神田にかつて存在し、2006年に閉館した交通博物館がリニューアルされ「鉄道博物館」としてさいたま市にオープンしました。鉄道と歴史をコンセプトにして、日本における鉄道の役割や時代と共に変遷する鉄道技術などの展示はもちろん、日本最大の鉄道ジオラマは訪れる人々に強い印象を残しています。

河川の洪水を地下に地下に取り込み、地下50ｍを貫く総延長6.3㎞のトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の洪水防止施設です。長さ177m・幅78mの広さがあり、59本の巨大なコンクリート柱が林立するこの放水路は洪水時のみに稼動する事から、通常には見学可能な珍スポットとしても知られています。地下神殿のような空間に圧倒されます。

明治時代に発祥し、大正時代からは関東大震災の被害を受けた東京に代わって駄菓子の製造･販売の中心地として栄えた問屋が並びます。昭和初期に最盛期を迎え、その面影を今なお残している事から、環境省による「かおり風景100選」に選定されています。「時の鐘」などの周辺景観も情緒深い印象を与えます。

言わずと知れたプロ野球・埼玉西部ライオンズのホームスタジアム。全身である西武球場にドーム屋根を架設し呼称が改められました。また空調設備を使用せず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めます。環境に配した造りが評価され「彩の国景観賞」を1999年に受賞しています。

2002年サッカーW杯・日韓大会に合わせて建設され、現在はJリーグ屈指の人気チーム・浦和レッドダイヤモンズのホームスタジアムとして利用されています。収容人員63,700人は国内の球技専用スタジアムでは最大級で、スタンドとピッチの距離も近い事からより一体感のあるゲームが展開されます。また周辺は「埼玉スタジアム公園」として様々なイベントが開催されています。

こちらはJリーグ・大宮アルティージャのホームスタジアム。かつて東京オリンピックや全国中学校サッカー大会、1979年ワールドユース日本大会の会場としても使用され、世界的な名選手ディエゴ・マラドーナの国際大会デビューの地という歴史の深い場所でもあります。改修工事などを経て設備のや収容人数の拡大も整い、シーズン中には多くのサポーターが訪れます。